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二木屋のひな祭り特別公開で、ひな人形の奥の深さを知る
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埼玉県・北浦和の料亭「二木屋」で、期間限定で特別公開されているひな人形を見てきました。料亭で食事をしなくても、入場無料で店内に飾られているひな人形を見ることができる催しです。
門を入るとまず、庭の一角にたくさんのひな人形が並んでいる様子が目につきました。ひな祭りの季節らしく、微笑ましい感じの光景です。少し奥へ進むと、池に浮かべた船の上に一対のひな人形が乗っていました。他ではなかなか見ることのできない演出です。
そして建物の中へ入ったら、ひな人形の鑑賞です。二木屋では、大きく3か所に分かれてひな人形が展示されていました。出入り口近くの部屋には、愛玩用や郷土玩具、信仰で使われたひな人形がたくさん並んでいます。ひな人形は地域や時代によってバラエティがあり、全体として素朴でにぎやかな感じがしました。
奥へ進むと、武家や公家が飾った鑑賞用のひな人形が並んでいました。愛玩用や郷土玩具のひな人形に比べると、大きく豪華です。御殿飾りに男雛を向かって右、女雛を向かって右に配置するという、西日本の飾り方をした人形がたくさんあり、珍しいものを見せていただいたような気がしました。段飾りに男雛を向かって左、女雛を向かって右に配置するのは、関東の飾り方です。私は関東の流儀の方を見慣れていました。
さらに出入り口に戻って、そこから渡り廊下を通って離れへ向かうと、個性的なひな人形が並んでいます。高さが50センチ以上ある大きな享保雛から、手のひらにすっぽり収まる大きさの豆雛まで、さまざまな種類のひな人形がありました。
ところで私が行ったときには、来店客向けにひな人形に関する解説が行われていました。解説ではひな祭りの起源や変遷、時代による特徴などについて、かなり細かいところまで長時間にわたって取り上げました。メモを見ずに多くの内容をスムーズに解説する店員には本当に頭が下がります。
この特別公開に向けて、相当な準備をしてきたことがうかがえました。
展示といい解説といい、ひな人形の世界は実に奥が深いです。二木屋のひな人形の展示には、次の年もまた行ってみたいと思いました。
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きもち:普通
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