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オンデマンド印刷ではインキでなくトナーが使われる
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近年、オンデマンド印刷という印刷手法が増えています。通常のオフセット印刷に比べるとコストが安価で手軽に、小部数でも対応できることが最大の特徴です。
ただし、オンデマンド印刷は根本的に従来のオフセット印刷とは違います。端的に言うと、レーザープリンタで出力したものとなんら変わりはありません。オフセット印刷はインキを使いますが、オンデマンド印刷に使われるのはトナーです。
トナーは感光ドラムの表面近くを紙通過するときに用紙の裏側から逆電荷をかけることによって、感光ドラム上に付着しているものが用紙に転写されます。
ただしこのとき用紙に転写されるトナーは85%ほどで、残りの15%程度は廃トナーとなって、通常廃トナーボックスに溜まっていきます。
この廃トナーというのが案外厄介なもので完全に廃トナーボックスに回収されず、汚れとして用紙に付着してしまう場合があるのです。
この汚れの付着は気温・湿度・消耗部品の劣化具合など、オンデマンド印刷機にかかる諸条件によって発生したりしなかったりします。ですので、オフセット印刷よりも手軽に印刷が可能とはいっても、定期的なメンテナンスや部品交換、出力前のチェックなど、案外手がかかる場合もあるのです。
オフセット印刷ほど大量ではないもののある程度の部数を出力している場面でこういったトナーの汚れが用紙に付着してしまうと大変です。
汚れは大抵不規則に付くものですから、最悪の場合、出力された印刷物を1枚1枚目視でチェックしなければならないなどということも起こりかねません。オンデマンド印刷はスピードではオフセット印刷に敵いませんからこういった手間がかかるとさらに時間がかかる場合もあります。
また、品質も現状ではオフセット印刷には敵いません。
印刷用紙にはコート紙といわれる表面に光沢のある用紙がしばしば使われますが、オンデマンド印刷で使用されるトナーはこのコート紙の特徴である光沢を奪ってしまいます。
あたかも光沢の少ないマットコート紙に印刷したように見えてしまうのです。オンデマンド印刷は確かに手軽ですがこういいた特性を理解していないといけませんね。
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きもち:普通
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